北海道旅行には登別温泉

秋や冬の北海道旅行は、紅葉や雪が魅力ですが、この時期だからこそお勧めしたいのが温泉です。
特に登別は、札幌や函館からも比較的近いため、空港からの高速バスや旅館の送迎バスも充実していることや、なんといっても湯量が自然湧出量1日1万トンと豊富で温度も45度から90度と高温、9種類もの様々な泉質が魅力なためとても人気の温泉地です。9つの泉質は、硫黄泉、食塩泉、明ばん泉、ぼう硝泉、緑ばん泉、鉄泉、酸性鉄泉、重曹泉、ラジウム泉です。泉質によって様々な効能があるので、各旅館がどの泉質なのか調べてから旅館を決めるといいでしょう。
また、様々な旅館を周って湯めぐりを楽しむのもお勧めです。

観光地では、約一万年前に火山噴火によってできたとされる地獄谷には、常に硫黄の香りが立ち込め、噴気孔から吐き出される湯煙の姿や、噴出口からあわを立てて湧き出る源泉の風景が、「鬼の棲む地獄」の由来となりました。観光省の「かおり100選」や「北海道遺産」にも認定されています。そのほかにも、大湯沼、鉄泉池、奥の湯、クッタラ湖など様々な自然を堪能することが出来ます。

また家族連れには、3大テーマパークの登別伊達時代村、のぼりべつ熊牧場、水族館と美術館を融合させたマリンパークニクスがあります。冬にはサンライバスキー場もあります。地獄谷が鬼の棲む地獄と言うことで、様々なところに鬼の銅像やオブジェ、石造があります。
温泉街の中心には閻魔殿もあり鬼で町おこしも行っていますので、探してみるのも新しい楽しみ方かもしれません。